米子の3人刺殺:西元被告に無期求刑
米子市のスナックで昨年1月、山口組系暴力団組員3人が刺殺された事件で、殺人罪などに問われた境港市芝町、水産会社員、西元正治(31)、住居不定、会社員、林隆造(28)、米子市皆生温泉4、建物解体業、加納英基(26)の3被告に対する論告求刑公判が20日、鳥取地裁(小倉哲浩裁判長)であった。検察側は「あまりにも執ようかつ残虐な犯行。計画性も認められる」などと述べ、西元被告に無期懲役、他の2被告には懲役25〜30年を求刑し、結審した。判決は4月16日。
検察側は論告で、西元被告は「マグロ解体用包丁を隠し持って入店し相当の力を込めて刺殺している」などと述べ、入店時から殺意を抱いていたと指摘。同罪などに問われている林、加納の両被告については、取り調べ段階の供述から「3人とも入店時に攻撃を受けることは必至だと確信している」などと述べ、入店時の殺意と共謀の事実を指摘。林被告に懲役30年、加納被告に同25年を求刑した。
西元被告の弁護側は依然として「報復のためではなく、あくまで話し合い目的で入店した」などとして正当防衛による無罪を主張した。林被告と加納被告の弁護側も殺意と共謀の事実を否定。意見陳述では3被告とも遺族らに謝罪したうえで「殺意も共謀もなかったことを理解してほしい」などと訴えた。
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